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「美憂…ちゃんと話して?」
慶はあたしに布団を被せ、きつく抱き締めてきた…
「あ……」
沙良さんにも言われ、色々考えてはみたが、すっごく言いづらい…
慶…自分を責めるかな?
どう切り出そうか、慶を見つめながら考えていると、
「美憂…俺、頼りないか…?
頼むからひとりで悩むなよ…」
そう言う慶は凄く辛そうで、
そんな顔を見た、あたしの胸は締め付けられた。
「ごめっ…あたし……」
…少しずつ、言葉を選びながら、
あたしは今まであった事、
思っている事を全て話した。
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