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────……
───…
「…ゅ…う……美憂」
「ん……半になったら……」
起こして…まだ眠い…
「美憂…大丈夫か?身体きつくないか?」
ん……?身体…?なんかダルいから…もちょっと寝かせて……
「美憂…起きて」
──ん…ママの声じゃない…?
眠くて開かない目を、無理矢理開ければ…
そこには愛しい慶の顔があり、
まだ夢の中にいるのだと思った…
「慶……」
手を伸ばし抱き締めると、夢の中の慶は、それに応えるかの様にあたしの身体に触れてくる…
ん………!?
夢にしてはリアル過ぎて…
あたしはそこで、やっと目を覚ますことが出来た。
「あれっ…?慶!?」
*
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