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「おはよう」
爽やかに、朝の挨拶をする、
慶を目の前に固まるあたし…
えーっと…
寝呆けた頭で、昨日あった出来事を必死に思い出していると、
「その前に、早く服を着ないと
“ママ”くるぞ?」
そう言われ自分の姿を確認すれば
「……きゃあっ」
布一つ纏っていない状態を、
明るい所で晒してしまっていた。
「別に…今更恥ずかしがらなくてもいいじゃん?もう全部見たし」
「!」
そうゆう問題じゃないし!
「馬鹿っ!後ろ向いててっ…」
渋々了解する慶が後ろを向いてる間に、急いで制服に着替えた。
「あっ!ママ達…
慶が居ること分かってるよね…」
昨日のコトの後、あたし達はそのまま寝てしまった様で、
慶に起こされた時は既に、朝になっていたのだった…
*
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