ディパナの夜明け

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 「リーシャ。   ヤンが焼けたわよ」  「はぁーい」 リーシャは鏡を見て、肩まで伸ばした深緑色の髪を櫛で、さっと整えると、ヤンの香ばしい香りに見えない糸でひっぱられるように部屋を出た。
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