0人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
孤独に耐えながら生きていた日々。
誰も信じることができずにいた。
悲しい過去を胸に閉じ込めたまま、何年の刻が流れたのだろう。
優しいだけで、何の取り柄もない自分。
出会いと別れを繰り返し、その度に傷は深くなっていった。
愛ってなんなのか?なんて考えてるうちに、なんだかムダに生きてる気がして、何度も死にたいと叫んでいた。
でも、そんな勇気なんてなかった。
死に対する恐怖が最後には勝ってしまう。
弱い自分に嫌気がさし、また死にたいと考える。
そんな勇気無いくせに…。
夜の公園で空を見上げる。
星が綺麗に輝き、心を落ち着かせてくれた。
それからまた月日が流れ、君に出逢えた。
最初は答えを出せず、戸惑いながらも考えている自分に気付いた。
君を苦しめていたこと、本当にごめんな。
やっと気付いたんだ。
君がいてくれることの幸せ。
だから、君に伝えたい。
僕のそばにいて下さいって。
この想いが続いてくれることを願いながら、今日を生きる。
一緒に歩いていけるよね。
二人なら大丈夫だから。
出逢ってくれて、ありがとう。
最初のコメントを投稿しよう!