「「好きです!付き合ってください!!」」

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朝2回目の登校をすると もうすでに明と利希がいた。 2人は早くも友達を作ったのか 5、6人で固まり話をしていた。 あの明るい性格の2人の事だ まだ2日目だが友達がいてもおかしくはないだろう。 もちろん俺もその輪に入っていった。 「よぉ!明!利希!」 「あっ、亮太おせーよ。」 明が軽く俺を殴る。 「今さ、明達と昨日見つけた可愛い子の報告会してんだよ!」 お前らは入学式から何やってたんだよ… 「へー」 適当に返事をする。 興味はあるがどうせ名前を言われても分からないだろう。 俺呼名のとき寝てたしな。 「秋山くんは興味ないの?」 誰だコイツ? 俺はいかにも癒し系って顔をしているやつに聞かれた。 太田と言うらしい。他の奴の名前も利希に教えてもらったが忘れた。 ちなみに太田は女だ。 「興味ありまくりだから、ほら、話に混ぜろ」 俺はそう言うと自分の席から椅子を持ってきて座った。 太田はニコニコしている。 不覚にも可愛いと思ってしまった。 てか太田はなんで話に加わっているのだろう…
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