「「好きです!付き合ってください!!」」

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そんな事を思っていると担任が教室にはいってきた。 「ほーい!席つけー!!」 ほーい!…って 絶対生徒に真似されていじめられるぞ。 その後は委員会決めや係決めをして午前中が終了した。 まだ2日目と言うことで、今日はこれで終わりだ。 「おーい。けぇるぞ!」 利希と明がやってきた。 「おう!」 3人でげた箱へ行き靴を出すと ハラハラ と可愛らしい紙が2枚俺のげた箱から落ちてきた。 「なんだこれ?ラブレターかぁ?」 利希が拾い上げる。 「おい、返せ!」 紙を利希から取り上げる。 読んでみると… 1枚目 「放課後12時30分に裏門に来てください 待ってます 藤浪かんな」 2枚目 「SHR終わったら裏門に来てくれませんか? 待ってます… 瀬音由華」 「…」 黙る俺 「…」 黙る明 「ハッフゥゥゥヤ!!?」 奇声をあげる利希 「ふ…藤浪?瀬音?」訳の分からない俺。 「とにかく裏門だ!裏門に行ってこい、亮太!!!」 明が俺の肩をつかみ言う。 「おぉ…いってくるよ…」 俺は弱々しく言い 靴を履いてゆっくりと歩き出す。 裏門はここから少し距離があるな…
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