「「好きです!付き合ってください!!」」

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振り返るとそこには癒し系の顔があった。 そう、太田だ。 「おぉ、太田か!つかどーした?」 太田はここで何をしているのだろうか? 「秋山くんを探してたのよ!かんちゃんと由華ちゃんに呼ばれたんでしょ??」 「あぁ、誰から聞いた?」 まぁ、この事を知っているのは明と利希だけだから大方予想はついている。 「かんちゃんと由華ちゃんに聞いたのよ!」 「は?」 なんだって!? そういえば何でかんちゃん?? 「昨日ねメールがあったの。ずっと好きだった人が同じ高校にいるって。2人からよ!」 「さっぱり分からないんだが、それ俺とは関係ないんじゃないか?」 この時本当に何がなんだか分からなかった。 「でも今日告白するって言ってたのよ!で、宮崎くんと望月くんに秋山くんがかんちゃんと由華ちゃんに呼び出されたって聞いて…」 結局は明と利希か… ちなみに宮崎と望月と言うのは、お察しの通り明と利希の姓だ。 「取りあえず、会いに行ってあげて!かんちゃんと由華ちゃんと私の関係は後で言うからさ‥」 「あぁ…分かった……だけど!」 「だけど??」 「裏門はどこですか?」
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