嘘日記1

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「だ、誰か・・・いるのか・・・・・・?」 返事は来ませんように。返事は来ませんように。 「居るぜ」 「うわあああぁぁぁああぁぁあああ」 僕、絶叫。 「驚きすぎだ馬鹿」 「だっ誰だ?!何なんだ?!ゆ、夢?!これ夢か?!」 「ああ、夢だ。頬っぺたつねってみろって」 「え?夢?夢なのこれ?」 僕は思い切り頬っぺたをつねったが・・・痛くない。 その瞬間安心しすぎて涙が出そうになった。 「いや、お前さー、普通知らない男の声が聞こえるって、夢でなきゃありえんだろ。 しかも姿が見えないとか、夢じゃなかったら俺漏らしてるね。」 うん。なんていうか、正直ちょっと、漏らすかと思った。
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