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えっ…
和樹先輩とカラオケなんて恥ずかしくて、歌えなくなっちゃうよ
あっでも、これはあれか
社交辞令ってやつ?
きっと和樹先輩は私が緊張して、上手く話せない事に気付いている
だから、目の前にいるのに、こうしてメールで会話をしてくれてる
とても、優しい人なんだ
「和樹先輩は優しいですね。」
気が付いたら、私は普通に声を出していた
「そんな事ないよ。」
「いえ、優しいです。だって、私の緊張を解す為にメールで会話してくれました。そんな気遣い出来る人に出会った事、ありません。」
私は数十分前に感じていた緊張が嘘のようになくなり、普通に会話が出来るようになった
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