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「あっ、お兄ちゃん、美和ちゃんに会いたかったから早く来たんだ。」
榛菜はどっち付かずの二人の関係を近くで見守っていた。
「違うって!」
昶は顔を赤らめて否定していた。
「陽菜!!もぉ、そんなこと言うと携帯のこと昶に言うからね!! 」
美和が最終手段を言った。
「なに?!携帯って。」
案の定、昶は食いついてきた。
「あぁ~!!ダメダメ。早く食べよっ。」
私はなんとか話をそらした。
昶はしばらく興味を持っていたが、昶と美和の関係を陽菜が茶化すと話はうまい具合に消えて行った
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