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友達のユカがカーテンを開けた。
陽菜がコソコソ電話している姿をみて、ニヤっと笑って携帯を取り上げた。
「あの、私陽菜の友達です。今から陽菜はお着替えの時間なんで☆」
陽菜はユカから急いで携帯を奪い返した。
「ちょっとぉ~やめてよぉ」
ユカは笑ってもう一度カーテンを閉めてくれた。
「ホントすみませんでした。さっきのは気にしないで下さい。」
恥ずかしくて 陽菜は早く携帯を切りたかった。
「あはは~面白い友達だね。」
この電話の男性が温和な人で本当に良かったと感じた。
陽菜もテレ笑いをしていた。
「それじゃぁ、今日の7時じゃダメかな?? 」
いきなりでびっくりしたが、早く返して欲しかったので、正直今日でよかった。
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