花束

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「意外に格好良いよ!!背が高いし!!」 ユカの興奮は段々増していた。 いつもならお昼後の授業は寝てるのに。 「今日は寝れないよ~!!ちゃんと聴こッ!!」 ユカはピンと背筋を伸ばした。 ユカのこんな姿、一生見られないかも…と陽菜は感じた。 「こんにちは。」 壇上で話をしている人の名前は、 藤堂 真治。 ユカが言ったように、結構イケメンだ。 興奮しているのはユカだけじゃなく、見渡すダケでも何人もの女の子は目を輝かせていた。 いつもなら講演会なんて、みんな寝てるのに。 陽菜は段々増してくる緊張と戦いながら話を聴きいった。  
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