297人が本棚に入れています
本棚に追加
「意外に格好良いよ!!背が高いし!!」
ユカの興奮は段々増していた。
いつもならお昼後の授業は寝てるのに。
「今日は寝れないよ~!!ちゃんと聴こッ!!」
ユカはピンと背筋を伸ばした。
ユカのこんな姿、一生見られないかも…と陽菜は感じた。
「こんにちは。」
壇上で話をしている人の名前は、
藤堂 真治。
ユカが言ったように、結構イケメンだ。
興奮しているのはユカだけじゃなく、見渡すダケでも何人もの女の子は目を輝かせていた。
いつもなら講演会なんて、みんな寝てるのに。
陽菜は段々増してくる緊張と戦いながら話を聴きいった。
最初のコメントを投稿しよう!