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「行く!!絶対。」 陽菜はニコっと笑った。 「お買い物は私がしとくね☆」 その日陽菜は授業が終わり、美和との約束の為に買い物に行った。 スーパーの袋を抱え、リンゴが安売りしていたので紙袋いっぱいに買った。 美和の家に着くとソファーに腰を下した。 しばらくそこで休憩していると、あることに気づいた。 あの時、授業中に掛かってきた電話は誰からだったのか? 榛菜は考えた。 そして一つだけ思い当たることがあった。  
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