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名を返す時に流れ込んでくるのは…
レイコさんの思念と妖の想い…
あぁ…誰も私が見えない…
私はお前達人間を愛しているのに
どうして… 寂しい…
「貴方泣いてるの?」
誰も私を見てくれないんだ…
私はあの者達を愛しているのに…
「…もっと自信を持ちなさい。貴方は誰からも愛されているじゃない。沢山の人間が貴方の元へ来てくれてる。見える見えないが全てじゃないはずよ。」
…………………。
「…ねぇ貴方…、私と勝負しましょう?」
貴方が勝ったら
私がずっと
貴方の話し相手になってあげる。
人の子よ…お前の名は…?
私は
レイコよ。
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