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「暑い…」
案の定、外は炎天下。
ジリジリと照り付ける太陽。
立っているだけで汗をかきそうだ。
『…そうじゃ夏目。この奥の道を行ったら絶好の日陰スポットがあるのだが、どうする?』
「ぇ…?」
日陰と聞いて反応するのは
夏場の人間の本性か、
夏目はすぐにニャンコ先生の方へ顔を向けた。
『なぁに、それほど奥ではない。休憩がてら、寄って行かんか?』
それならば、と夏目は少し休憩する為、
ニャンコ先生の後を追うのだった。
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