想い...

2/2
前へ
/28ページ
次へ
それからは滝川がずっとしゃべっていた。 「我慢も大変でしたよ...どんどん大人になって綺麗になっていく凜を見てね。」 凜は笑っていた。 「特に凜が失恋した夜に僕に抱きついてきたときは大変でしたね...」 滝川は懐かしいと思い出しながら凜に話した。 「ごめんね、気付かないでずっといじめてて...」 凜はなぜか謝った。 「良いんです、それはそれで楽しかったので...」 滝川は本当に凜を愛していた。 凜は幸せだった。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加