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ある日のこと。
滝川が帰宅すると凜がひとりでぼーっと机の上に座ってた。
「凜、どうしたんですか?」
滝川は凜の変な様子に気付いて問い掛ける。
「ぁたし...ぁたしね...」凜はなかなか言いたいことが言いだせないようであった。
「ゆっくりでかまいませんよ。」
滝川はやさしくそう言った。
「あのね...滝川。私妊娠した。」
滝川は目が点だった。
なんせ滝川には覚えがないからだった。
「ごめんなさい!」
凜はそう謝り頭を下げた。そしてそのまま滝川の家を飛び出して行った。
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