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凜と滝川は新しい生活を始めた。
滝川は秘書活動を続けながら通訳として働いた。
「滝川行ってくるね!」
「いい加減に下の名前覚えてください。お嬢様。」
滝川は笑って凜を見送った。
「お嬢様!お弁当!」
「凜だっつーの!」
毎日慌ただしい生活をしているけれどふたり共楽しそうだった。
「お気を付けて!」
滝川の一日は凜を見送ることから始まる。
凜は前とは違い、自分から学校へ行くようになった。友達もできたらしい。
滝川も仕事は充実していてお金に困らない生活をしていた。
「凜...」
凜を思い出しては幸せを噛み締める毎日だった。
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