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その夜、凜がベランダに出て夜空を眺めてた。
「凜って意外とロマンティックなんですね。」
後ろから滝川が腕を回し凜に話かける。
「だってこの星ってさ、私たちよりずっと先輩じゃん...私たち10個歳が違うわけだからそんな時間も縮めてくれないかなってさ。」凜がそういうと滝川は凜の長い髪を撫でながら「歳なんて関係ありませんよ。どれだけ相手を愛しているかが大切なんじゃないかな。」
そんなふうにふたりは星を見ながら語った。
そして「凜...目閉じてください。」滝川がそういうと凜は従った。
滝川がゆっくり近づいて凜に唇を重ねた。
「一生大切にします。」
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