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「まぁーたコクられたんか?」
藤成 夕(フジナリ ユウ)だ
藤成とは高校一年の時に仲良くなり、二年になると同じクラスで僕の保護者的存在でもある
「付き合うのか?お前彼女いんだろ?」
パーマのかかった髪を手でねじりながら不満そうにしている
『もうずっと電話もでてないし…彼女なんかじゃないよ』
「あいかーらず冷たいのね。学校行きますか?」
『タルイからまだココにいるよ』
「あいかーらず橋の下好きなのね。先行ってっから」
吸っていた煙草を投げ捨て藤成は学校に戻って行った
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