この先の向こう

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境内の中に皆でかけ声をかけて入った… 皆『せ~の』 境内の中は外よりも暗く中は何があるかはわからなかった とにかくカビ臭い匂いと虫の音がしていた K『早くロウソクつけよや!!これじゃぁ暗くて何も見えんわ…』 T『ぁあそうだなッつけよう!!』 D『なんかめっちゃ寒くない??鳥肌すごい立つんぢゃけど…』 夏だというのにジメジメ蒸し暑いどころか境内の中は肌寒かった ロウソクに火が灯された 足元を明るく照らしてくれた だか遠くは濁った光が照らしている為はっきりとは何があるか認識できない Tは気が強く心霊オカルト系が好きで1人でもその場所に行き探検してくる程であった為ロウソクを持ちながら辺りを散策していた T『なんもねぇや~ただだだっ広いだけぢゃん』 K『そんなに広いん??』 T『まぁ学校の体育館の半分ぐらいはあると思う』 N『まぢでぇ~すげッ意外と広いんぢゃぁ』 T『ところで、もう一回ヒャクメロウソクのおさらいしよッ』 D『…』 M『…』 淡々と話をしていくT…俺とDだけは乗り気ではなく適当に聞いていた… NとKは頷き、とり憑かれたように早くやろうと言っていた この先に何が起こるなんてみんな知る由もない…
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