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恐怖の儀式
俺達は境内の真ん中らへんに腰を下ろし円になって皆の顔を順番に見た
そして真ん中にロウソクを…
最初はTの番だ
Tは自分の中で怖かった出来事を話始めた…
その内容がよく覚えていないのだが、たしか川かまいたちの話をしていた
Tの話が終わりTは境内を後にし降りて行った。次はNだ
Nはおれんかんべいの話をした
この話は少し余談にはなるが現在の島根県瑞穂町と広島県の境にある場所。
一説によるとそのおれんとかんべいは数人によって惨殺され、現在でも2人のお墓があるそうだ
話が終わるとNも下へ…そして次は俺…
俺はレミレの鐘の話した。
これは人間を溶かして鐘を作った話だ
俺は話をした後必死に階段を降りて皆のとこに行った
正直この時の心境は自分に何もなかった事に安心し、あとの2人などどうでもよかった…
そして次はDだ
これは後聞いた事だが九尾のキツネという話だ
キツネでもいろいろ種類があり1尾、3尾、6尾とありもっとも怖いとされる祟りだ
中でもさわりの力が強いのが九尾のキツネだそうだ
そしてその話を終えたDが泣きながら駆け下りて来た
そして次はKだ
ロウソクに向かい…
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