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ヒャクメロウソクの4日後…
Kの親父が雨の日に魔の線路で線路事故にあい即死
でも頭だけが何故か見つからなかった…
皆で懸命に探したが見つからない
もしかしたらと思い川かまいたちの川を探したが見つからない
そして事故車両が車庫に入った時にそれは見つかった
車掌共々唖然…
車輪の間に頭が挟まった状態だったそうだ
そしてそのまた4日後Nの親父が広島県宮〇に釣りに行った時、カキいかだに逆さまの状態でもがきながら死んだそうだ
水死…
これは何を意味するのか
Kが見た煙の中にもがき苦しむ人がいた
そしてその一週間後Nが交通事故にあったと電話があり、急いで病院に向かった
そこには
Nのおかん、D、K、T親戚のおばさんらしき人がいた
Nのおかんは挨拶もせず黙ってNを見ていた
まるで魂をとられたかのように
俺がNに近寄るともう見る影もなくNではなかった
全身不随…
要は植物人間だ
KとDとTに連れられおかんに挨拶をし病室をでた
Tが口を開いた
T『俺が…俺があんな事しようなんて言わなければこんな事なってないよな…どうなんだよ!!答えろよ!うわーッ』
Tは半狂乱になりながら泣いていた
Dは長椅子に座り両手をおでこに当ててうつむいていた…
俺は何を言っていいか分からず黙っていた
その時Kが口に出した…
K『祟りなんだよ。俺のアルバイト先のプールによく来ていた男の子〇〇君も水死体でみつかった…その後俺の親父も列車事故で死んだ。しかも俺がヒャクメロウソクの時に話した線路で…その次がNの親父。筏(いかだ)で死んだもがき苦しんで…
俺は煙でも見た。もがき苦しむ顔。あれはNの親父だったんだな。そしてN。煙で青ざめた目をつむった顔はNだ。次は誰なんだ?!次は誰が祟りにあうんだよ!!』
Kの気持ちはいたいほどわかった…
でも親父があんな死に方でNはあんな状態。
気が狂うのも無理はない…
そして祟りはまだ続く…
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