ﾋｬｸﾒﾛｳｿｸ

々

その頃Dは友人の死を忘れる為か女遊びに狂っていた…

その日もまた別の女と遊ぶ約束をしており海に行く予定だったらしい

Dは女を迎えに行き海へと行った

あまり詳しくは知らないがDは海に入って、4時間たった頃
D『そろそろ休憩しようや』

女『ぅん』

そして女が振り返るとDの姿はなかった
死因は心筋梗塞…

そのまま溺れてかえらぬ人となった

その知らせを聞いたのが死後２日たった時だった…

Kはまだ安静を用心しないといけない為まだ退院は出来ない

俺一人でもDのとこに行かないと…

そう思いDの家についた

チャイムを押すとDのおかんがでてきた
俺は何を言っていいか分からず軽くお辞儀をした

Dのおかんは『Mくんありがとね』と言いDのとこまで連れて行ってくれた

線香をあげDの当時吸っていたLARKをおいて

M『なぁD俺達分かってたんだよな…ﾋｬｸﾒﾛｳｿｸやる前お前逃げようって俺に言ったよな。今後悔しても遅いけど、みんなを失うくらいならへたれって思われてもよかったな。みんないっちまったよ。Kは入院して意識戻った。だけどまだ俺無傷なんだよ…俺はどうゆう死に方なんだろうな…欲言うとカッコイイ死に方がいいなぁ。人を助けて死ぬとかさぁ…俺もそ
っち行くからまた親友同士仲良くやろぅや!!』

その時Dのおかんが部屋をノックした

そして…

Dのおかん『Mくん、Dが最後まで持ってた写真よ!!小学校の時ウサギと一緒に撮ったの覚えてる??Dはいつも家帰った時、Mくんの話かウサギの話しかしなかったのよ!!今でもこの写真が財布の中に入ってた。本当に…Mくん…のこ…と好き…だったのね…ごめんね泣いてしまって』

俺は大声で泣きたかった

Dのおかんは崩れて写真を手にギュッと握りしめながら泣いていた

D本当にありがとう
俺もお前みたいなやつが親友でよかった
臆病で、女遊び激しくて、金にせこかったがお前は友達を一番に大事にしてくれたよな

お前と出会えてよかった

Dほんまにありがとう

ゆっくり休めよ

涙も耐えきれなくなり、荒々しく『お邪魔しましたッ』と言い家を飛び出した