出会いは、ほかほかでした。

6/11

154人が本棚に入れています
本棚に追加
/206ページ
私も優也も、口を開いてポカーンとしている。 「ふっ、もう大丈夫だ!おぜうさん!」 と、ここで優也が我に返った。 「なっ、なんだよ!?おっさん!大人げなく子供の喧嘩に出てくんなよ!?」 「おっさんではない!私は18歳だ!」 …よけいにあかんやろ… 「それに、様子を見ていたら、君が一方的に彼女をいじめているでは無いか?そんな不埒な悪行三昧を、見逃す訳にはいかない」 私は…、 そんな事はどうでもいいから、目の前の痛い青年に帰って欲しかった。
/206ページ

最初のコメントを投稿しよう!

154人が本棚に入れています
本棚に追加