刹那の永遠

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嘘… 耳元で転がるハスキーな声は、詠二のものだ。 「な…んで?」 「俺に、恋人が出来てもいいのか?」 少しからかうような甘い言葉… …フワッ 「…っ」 布団がわずかに浮き上がる。 「なぁ…晃(アキラ)」 ギシッ… スッ… …っ!? 布団に入りこんできた詠二が、腰に腕をまわしてきた。
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