花に嵐

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      ※       あの日から、俺と義父の関係はおかしくなってしまった。 ギシッ…ギシッ… 規則正しく揺れるベッド。 「…っ」 押し殺された早瀬の声。 組み敷かれた義父の身体には、無数のキスマークの跡がある。 ガキでしかない俺は、早瀬を傷つけることでしか、生きていられなかった。 「…くっ」 ことを終えた俺は、早瀬に背を向けて、横になる。 早瀬… 手を伸ばせば届く距離に居るのに、彼が俺のものになることは無い。 俺には、そんな資格は無いから…
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