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さっきまでのは・・夢か。
まだ・・
全然無名で
売れてないころの自分・・。
そして・・
少年のようなあどけない表情で
楽しそうに・・
純粋無垢にギターを弾く・・
アキヒデ・・。
「崇、ほんま大丈夫?
まだ、ぼやーっとしとるで?」
心配そうに
顔をゆがめるシュン。
普段はもうほとんど標準語
だけどときおりこうやって
関西弁がでてくる。
「だいじょーぶ。
ちょっと変な夢みちゃって。
おおきに☆」
「・・おま、
相変わらずかわええな。」
「そんな照れるやん、
シュンちゃん☆」
「たかてぃー。」
そんなシュンと崇のやりとりを
はぁーっとミキオがため息を
つきながらみていた。
響はくすくすっとその様子を
笑いながら見ているし。
「夢って?どんなの?」
もう諦めた、
とばかりにミキオも
崇に訪ねた。
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