8911人が本棚に入れています
本棚に追加
経理工場の日々☆
洗濯工場へ来て１ヶ月。
作業も次々と覚えてきた。
洗濯工場では、持ち場があり新入の時はまずは干場へ出される。
干場は、まず竿をダッシュ💦で拭く事から始まり
洗い場担当が、部屋ごとに洗った物をカゴに入れて部屋番号を書いた木札を付けて出してくる。これを部屋ごとに分けて干すのである。これが結構な量で、だいたいの受刑者はこれで腰を痛めるのである😣
洗い場担当もそれ以上にキツイのである💦
大型洗濯機で洗い、すすぎは大きな浴槽みたいなところに水（冬場はぬるま湯）を溜め、そこで二度すすぎ脱水するのだ。
雨の日は乾燥機で乾かすのである。
一ヶ月程で干場から持ち場がかわった。
担当に呼ばれ、ミシンを踏む様に言われる。
ミシンなんて雑巾縫う程度しかできないと担当に話をしたが、かまわないと言われミシンを勉強した。ミシンは担当台の目の前なので、朝から担当に掃除や雑用の指示があり、その合間でミシンを踏んだ。
洗濯工場での作業はこうして毎日が過ぎていき半年が過ぎようとしていた。
そして半年後の進級式に２級に進級できたのである☆嬉しかった😃
最初のコメントを投稿しよう！