4人が本棚に入れています
本棚に追加
「悠ちゃんたちと遊びに行こうって伶が言い出したときは、どうしようかほんとに焦ったもん。」
そう口を開いた葵。
「ほんまに!段々葵がいらいらしてくるから、まじで喧嘩になると思ったしね。」
沙織も続けて口を開く。
「ほんっまにごめんなー!今日のはあたしが悪いわ。こんなサプライズ考えてくれてたのに、関係ない男と遊ぼーって誘うのアカンよな!」
「まぁ、サプライズ成功したからそんなんどうでもいいし!」
本当に、大切な友達だと思った。
みんなとケーキを食べてるときに、悠ちゃんにメールをした。あたしにサプライズするために、みんなが頑なに拒否したんだよって。
そしたら彼はわざわざ電話をかけてきて、
「KYなことしてごめんやで!みんなで楽しんでやっ!」
そう言ってくれた。
それから、散々みんなで語り明かした。過去の話で盛り上がったり、あっという間に時間は過ぎた。みんな仕事や学校があるから、その日は3時頃に解散した。
最初のコメントを投稿しよう!