催促

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サプライズが終わってからも、悠ちゃんとの連絡が途切れることはなかった。今日はこんなことがあったなどの報告を、いつも悠ちゃんにしてたと思う。 そんなある日、悠ちゃんが遊ぼうとメールをくれた。 でも、二人でじゃなくて、大人数で。 「伶のツレと俺のツレと、みんなで遊ぼうや!」 このメールを見たとき、なんか嫌な感じがした。あたしと二人じゃ嫌なのか…そんな不安と、ただ単に女を紹介してほしいだけなんじゃないかっていう疑問。 だからあたしは、適当にメールを返した。それからというもの、頻繁に誘いのメールが来た。だんだん気持ちも萎えてきて、悠ちゃんのことがうざく思うようになった。
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