あなたのとなり

催促

うざいと思いつつも、メールのやりとりは楽しんでいたあたし。ある日、悠ちゃんからこんなメールが来た。

「今度の金曜日会社の忘年会があんねんけど、伶迎えに来てくれん？伶の職場の近くであんねん。」

二人で会えるなら…そう思いあたしは、仕事があるから終わってから迎えに行くと約束した。

そして金曜日。駅前にある居酒屋に、２２時半ぐらいに着いた。何度もルームミラーで化粧と髪型を直してから、悠ちゃんに着いたとメールをした。