🍀裏切り

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――――――――― ―――――― 「ゆ・う・き~♪」 「―?えっ!!紗良!」 「エヘヘ♪…来ちゃった♪」 勇気は、とてもびっくりした顔をしたけど、すぐにあの大好きな笑顔に変わった… その笑顔で私の顔も心もますますまーるくなっていく。 ――私は、『恋は盲目』状態だったから、この時勇気の瞳の色が、いつもと違う事に気付いていなかった。 ―気付こうともしていなかった。 「どうしても会いたかったの」 「うん、とりあえず家に行こう。今日誰もいないしさっ…♪」 「やっだ~♪勇気、スケベな事考えてる♪♪」 バカな事を言いながら、久しぶりに勇気の家へと向かった。 久しぶりの勇気は、今までと変わらず、私を優しく抱いた。 今までと変わらず、愛の言葉を囁いた。 私は、今まで会えなかった寂しさを、何度もキスする事で癒した。 『愛してる…愛してる』 その言葉は2人を何度も包んだ。 嘘と真実を交えて―― 🍀
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