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そんな先生達に、マリアは
『やだやだ、あんな大人にはなりたくないなぁ』
と聞こえるように言っていた。
そんなマリアの横に可愛らしい女の子が一人。
ばっちり目で追ったマリアに愛想を尽かし、恭子さんと先生と手を繋いで館内散策へ。
『嶺~、もぉ~ごめんて~』
あたしの右に先生、左に恭子さん。マリアに入る隙はない。
自分でああなりたくないって言った傍からあんな事しやがって…
簡単に許されると思うなよぉ…
「あ、恭子さん鮫いる!!」
『ホントだぁ。大きいねぇ、あれならマリアちゃんを食べてくれるんじゃない?』
「そーですねぇ、食べてもらいましょうかねぇ」
『ちょっ、酷い!!』
酷くて結構さぁ!!
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