1409人が本棚に入れています
本棚に追加
『おーい、二人共!こっちおいでぇや~』
「今行くーー!ほら、マリア行こ?」
『はぁい』
清水寺の頂上で大きく手を振る月と菖蒲ちゃんの元へと向かった。
二人の元につくと、そこには何か大きな石が端と端にあった。
『何?これ?』
その石にマリアも不思議そうに首を傾げた。
『目瞑ってな、こっちからあっちまで辿り着いたらいいんやて~。確か恋だか願いだかが叶うんやったかなぁ?』
「えー、そうなんだ??」
『結構距離あるよね』
「だね」
『二人やってみぃや』
菖蒲ちゃんの言葉にあたしとマリアも挑戦する事にした。
最初のコメントを投稿しよう!