家族

7/65
1405人が本棚に入れています
本棚に追加
/1258ページ
散々恭子さんにベタベタし、恭子さんもそんなあたしに付き合ってくれて、そんなあたし達を微笑んで見ている先生。 マリアがマジ泣きしそうなところで許してやった。 『もー、もー、嶺のバカー!!』 「バカはどっち」 『はい…ごめんなさい…』 「分かれば宜しい」 そしてまた二人で手を繋いで散策開始。 『あ、嶺!マンタだって』 「わっ、やっぱ大きいね?」 『うん、でも下から見た口元が可愛くない?』 「あ、ホントだ。可愛い~」 館内を満喫していると、 『イルカショー!!!』 って叫んだ恭子さんが、猛ダッシュでどこかに消えていった… あの人足速いね… てか、先生まで置いてったんだけど…
/1258ページ

最初のコメントを投稿しよう!