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今までお父さんとお母さんに、たくさん可愛がられたことを思い出しながら………。朝日がまぶた隙間から入り込んで、泥のように眠っていたギコを起こしました。 もうしばらく寝てよう………。 疲れてたギコはそう思い、再びまぶたに隙間ができないよう、固く固く閉じました。 どうやってお父さんとお母さんに恩返しをしようか………そんなことを考えながら再び気持ちのいい夢の世界へ足を踏み入れようとしたとき、何かの気配に気がつきました。
( ^ω^)「おっおっ?何だ?この猫………」
ξ゚⊿゚)ξ「見かけない猫ね………」
ミ;゚Д゚彡「ッッッ!!!???」
そこにはギコを囲むようにしてしゃがんでこちらを見ている、懐かしい顔………お父さんとお母さんの顔がありました。
ミ,,゚Д゚彡「………」
ξ゚⊿゚)ξ「見かけない猫ね………」
( ^ω^)「おっおっwwwこっちへおでおwwwww」
ミ,,゚Д゚彡「ゴr………ッッッ!!!」
この前までなら、お父さんとお母さんに近づいて甘えるのが、ギコにとって何よりの幸せでした。 いつものようにお父さんに近づいて甘えようとしたとき、神様の4つの条件を思い出しました。
ミ,,゚Д゚彡「………」
ミ#゚Д゚彡「フゥゥゥゥゥーーーーッッッッ!!!!!」
(;^ω^)「ちょwwwwwいきなりなんだお!!??wwww」
お父さんがギコに手を差し伸べられた瞬間、ギコは全身の毛を逆立たせて威嚇しました。 今まで出したことのないような怒った声も、このとき生まれて初めて出しました。
ミ#゚Д゚彡「ウウウウゥゥゥゥゥーーーーッッッッ!!!!!」
(;^ω^)「馴れ合いを知らない猫だおwwwwwどっかのコテとは大違いだおwwwwww野生のオーラ炸裂だおwwwww」
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