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ξ;゚⊿゚)ξ「うん!!」 ブーンは家の裏山へ薬草を取りに行き、ツンは子猫のために有り合わせの布でお布団を作ってあげました。 ツンの服と手には子猫の血がべっとりと付いており、その傷がとても深いものだったことを物語っていました。 しばらくすると、ブーンが裏山から薬草を取ってきて、それをすり潰して子猫の傷に塗ってあげました。 悲痛な鳴き声が、狭い部屋に響き渡りましたが、傷を治すためには仕方のないことでした。 薬草を塗ると、傷からは血が止まり、子猫も楽になってきたようでした。 その後、三日三晩、ブーンとツンは付きっきりで子猫の看病をしました。 そして2週間後………。
( ^ω^)「それじゃ、そろそろ行くおwwwwww」
ξ^ー^)ξ「えぇ、今日も頑張りましょw」
(,,゚Д゚)「ゴラァ!!」 子猫は元気を取り戻し、元気に歩けるようになりました。 2人と1匹は今日もいつもの畑へと向かいます。 ケガが治ってから、子猫はブーンとツンにとてもなつきました。 2人はその子猫にギコと名づけました。 いつものように毎朝同じ時間に起き、朝ご飯も一緒に食べ、畑へ向かう2人へ付いて行く………。 その日から2人と1匹はいつも一緒でした。 ギコは他の猫と少しだけ鳴き声が違いますが、2人にとても可愛がられました。 それはもう、まるで自分たちの息子のように………。 ギコも2人のことをお父さんとお母さんだと思うようになりました。 ギコはその可愛さからか、村で人気者になりました。
(*゚ー゚)「ギコちゃん可愛いねwwwねぇねぇ、ナデナデしてもいい?」
( ^ω^)「おっおっwwwwおkおkwwwwwww」
(*゚ー゚)「ギコちゃん可愛いwwwwww」
(,,*゚Д゚)「ゴ、ゴラァ!!」
(´・ω・`)「それにしても、可愛い子猫だね。うらやましいよ」
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