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( ^ω^)「おっおっおっwwww自慢の息子だおwwwwwね、ツンwwww」
ξ^ー^)ξ「えぇwwwフフフwww」
(,,゚Д゚)「ゴラァ!!」
お父さんとお母さんをを支配していた子供がいないという寂しさは、まるでギコが全部食べてしまったみたいに、消えてなくなりました。 そのおかげで、お父さんとお母さんの間には常に笑顔が絶えませんでした。 ギコはブーンのお腹の上が大好きでした。 お父さんが仰向けになって寝転がると、すぐにお父さんのお腹の上に、顔の方を向いて乗っかりました。
( ^ω^)「おっおっおっwwwwギコは甘えん坊さんだおwwwww」
(,,゚Д゚)「ゴラァ!!」
朝にお父さんを起こすとき、夜中に構ってほしいとき、急に寂しくなったとき、お父さんが風邪をひいて寝込んでしまったとき………。 よくお腹の上に乗っかっていました。 時は過ぎ、ギコがお父さんとお母さんの家に来て10年が経とうとしていました。 ぽかぽか陽気の中、一緒に桜の花を見に裏山まで散歩した、春。 暑い日差しの中、畑仕事の合間に木陰でじゃれあった、夏。 紅色に染まった木々の木漏れ日の中、里山を一緒に探検した、秋。 深い雪で村が埋まってしまった中、お父さんのお腹の上で一緒に暖かい春を待った、冬。 どれもギコにとっては、かけがえの無い思い出でした。
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