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「オレが…獄寺の左目になるって…。」
「ッ!」
「だから…お前も…オレ…の…右目…になっ…てくんね…?」
なきじゃくるオレを見て苦笑し抱き締めたその腕に力は皆無。
「…山、本……?」
「っぐ」
「……!!山本!」
山本の大きい躰がオレにのし掛かってきて。
それから彼は動かなくなった。
「…や…ま…もと…?」
山本の息が、肩口にかかって生温い…
肩の動きで、ああ、おそらく荒いであろう呼吸が伺えた。
「ッ…バッカ…ヤロ…。」
何で勝手にこんな事するんだ。
何で勝手にそんな事誓って。
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