山獄
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まさか まさか 「やっ…止めろ!!止めろ山本…!!!」 そう叫んだけれど、もう遅かった。 その躰がガクッと崩れて、床に伏し、燃える薪が、カランと落ちて火が消えた。 「山本!山本…!オイ、しっかりしろよ!!山本…!!山本ォ!」 片目で距離感が掴めず、ふらふらしながら山本の横に膝を着いた。 蹲り、聞こえないけれど恐らく苦しそうに呻きながら、山本の手がオレのそれを握った。
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