10人が本棚に入れています
本棚に追加
以前、働いてた古本をべた褒めする訳じゃないが(こちらはこちらで問題有りな会社体制であったから)
店の広さも同じ位、でも店員はある程度置いてある品物の場所は作者順、出版社順、ジャンル等きっちり把握出来ていたし、誰かしら分かる人が居たから質問しても曖昧な事は無かった。
たまに間違えて同タイトルがあちこちに入ったりしてる時はあるが『各タイトルは一冊づつ』と決まりがあり、売れた本や店頭に出ていない本があれば一冊からメモし在庫や買い取り次第並べる。それでも棚がガタるなら纏め売りで穴を埋めたり(本棚に穴が空いているのは最大のタブーだった)そして常に棚を綺麗ならす。…これを各ジャンルに別れた(少年マンガ、少女マンガ等)担当者数人が補充しつつ店内を回りながら常にチェックするのでダブりや間違いはあっても結構すぐ直せた。
かなり人気店で混み合う店内でひたすら〈売れる→補充〉しつつ+裏で倉庫管理(店舗の倍以上の在庫数で店舗と同じ作りになっててあぶれた本はこちらで管理する)
この作業をひたすら続けるので仕事はかなり忙しかった。
でもおかげで任されたジャンルの本には詳しくなったし遣り甲斐もあってキツいけど働けた。
…そんな店で働いていた私から見たら、Bでの仕事はとても楽そうに見えた。
最初のコメントを投稿しよう!