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本当は独りなんて嫌
いつも笑っていたい
愛だって欲しいし
与えてあげたい。
だけど、私ひとりの我が儘で大切な誰かが傷つくなら私は我慢してみせる。
告白されるのに、幸せを感じなかった事なんて一度もないよ。
誰かが私を愛してくれている…ただそれだけで嬉しいのに、冷たく突き放すしか術がないんだもん。
突き放さなきゃ駄目なんだもん。
辛くても涙は見せてはいけない。自分自身に言い聞かせた。
見せてしまえば私は私でなくなってしまう。
狂ったように誰かに縋りついて、愛して欲しいと叫んでしまう。
アイサナイデ
偽りの言葉を決意に変えて、胸に刻み築いてきたのに
アイシテホシイ
という本音のせいで決意は脆く崩れる。
だから私は泣かないって決めた
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