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誰も愛さないで
お願いだから
だけど何処かで
アイシテホシイ
と心が叫ぶ。
私は愛を求めている。
相思相愛を夢見ている。
だけど私の相手は運命を自分の手の中で転がして遊んでいる神様。
きっと誰も適わない神様。
そんな大きな敵を前にして、本音なんか叫べない。
そんなの戦場に素手で立ち向かうくらい無防備な行為。
勝てる可能性なんて無に等しい。
そんな中で立ち向かえる程私は強くないの。
だから神様に狙われないように突き放すだけしか出来ない。
告白を無下に扱ってるわけじゃないよ。ちゃんと真剣に受け取って、噛み締めてる。
ありがとう
って言いたい気持ちを必死で押し殺して
ごめんなさい
と謝るだけ。
今の私にはそれしか出来ない。
だから
ごめんなさい
告白も
愛の囁きもいらない
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