3.盲目の画家 編

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精霊 世界中に存在するエネルギー体。 火のサラマンデル、水のウンディーネ、風のシルフェ、土のノームの4種類が確認されており、魔法の行使や魔力探知の幇助に欠かせない。 自我は無く、絶えず流動している。 流動している為に、遠くの場所で触れた情報を持ったまま移動し、聖霊や魔力の高い者に意識せず情報を提供する事がある。 精霊の存在しない土地は繁栄する事はなく、死に絶えるという。 聖霊 精霊が多く集まり、精霊濃度が高くなると、一個の精霊が自我を持ち、只のエネルギー体から生物に昇華する存在。 潜在魔力が高く、自我を持たないと言われる精霊の声が聴こえる。 その為、聖霊の住む場所には自然と精霊が集まり、〈聖霊の棲み家〉と呼ばれる豊穣な土地になると言われている。 聖霊の容姿は元になった精霊の特徴が顕れやすい。 妖精や小人、怪物や幽霊といったおとぎ話、神話に登場する者はそのほとんどが聖霊をモチーフにしたものである。
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