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家のKは、本当の息子ではない。
なぜならKはまだ赤ん坊なのに俺の家の前に置かれて、捨てられていたんだ。
それからというもの愛情も受けられずに捨てられてしまったKは毎日、俺に愛情を求めてきた。
「だぁ~だぁ~!」
Kはいつものように俺に抱っこを求めてくる。
抱っこをするとKは安心したように俺から離れようとしない。
「Kー、パパって言ってみ?」
「ぱぁぱぁ?」
「そうだ。パパだ、パパ。」
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