0。

4/12
前へ
/305ページ
次へ
「くーびーがあぁぁぁぁぁぁ―――!!!」 「うるッさい!!耳元にメガホン向けんな!!!」 ウサギは私に近寄るなり耳元にメガホンを当てて叫びだした。 私は勢い良く何故か手に持っていたフォークをウサギに突き刺した。 ザクンといい音がしてウサギの悲鳴が小さく聞こえたような気がする。 「いえ、メガホン向けているんですから聞こえるでしょう?」 「聞こえた気がしたのよ。文句あるかしら?」 私は殺気と黒い笑みを浮かべてもう一本のフォークを見せる。 「ありません」 「それでいいのよ」 勝った。 というか早くフォーク抜けばいいじゃないのよ。 ドクドクと滝のように血が出てるわよ?
/305ページ

最初のコメントを投稿しよう!

94人が本棚に入れています
本棚に追加