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《寛史 side》
司から電話がかかってきた。
暇だから来いの誘いだと思った俺は普通に電話に出た。
司 「俺だ。」
寛史 「暇じゃねぇから行かないぞ?」
言われる前に言う。
司 「バカか。
今日は違う用事だ。
来月、うちの店で高校の同窓会がある。
お前も来るだろ?」
寛史 「わからん。
考えて後で返事する。」
司 「わかった。
葵ちゃんに代わって?」
寛史 「何故だ?」
司 「決まってるだろ?
デートに誘うんだ。」
寛史 「ふざけんなっ。」
一方的に電話を切った。
あいつも毎回毎回、同じ事を良く繰り返すかと思うよ。
誰が司とデートさせるものか!
葵も子供二人も俺の物だ。
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