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梅雨の時期が来た…
少しだけ…雨の匂いがした…
幼い頃 友達と手を繋ぎ雨の日を夢中になってはしゃぎ遊んでいた…
あの頃はなんでも楽しくていつも何かを見つけて遊んでいた…
だけど今は雨を見ると少しだけ悲しくなる…
梅雨の時期…
雨だったあの日…ずっと君を待ってた。ずっと ずっと待ってた……
やっときた君は僕に別れを告げ去って行った…
それを知っていたかのように雨は止まずに降り続いた…………
あの時 降り続く雨に紛れて涙を流した………
今でも雨を見みて思い出し頬を濡らす…
あの時に去って行った君の後ろ姿を…
いつしか僕は雨を感じるようになっていた…
梅雨の時期…
少しだけ…雨の匂いがした。
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